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プランニング

マイホームの新築は人生の中の大事業。住みやすく、そして永く住める家造りのためにしっかりとしたプランニングをしましょう。

  • ●イメージする
    家造りのプランニングといっても何から手をつけて良いのか迷うもの。まずは、どんな家が欲しいのかイメージを膨らませます。手軽に手に入る住宅情報誌は、とても参考になります。また、業者に資料を請求するなどでも良いでしょう。いろんな住宅を見ることで、自分の希望をイメージしていきます。ある程度イメージができたら、住宅展示場などに足を運んでさらにイメージを形にしていきます。
  • ●未来を想像する
    永年に渡って住み続ける家。そこに住む自分や家族は大きな影響を受けます。子供の成長や老後など、時間が経つことで生活スタイルが変わることもあります。5年後の子供は?20年後の自分は?これから自分に起こる様々な出来事を想定して、永く住み続けられる家を想像してみましょう。どんな家が自分に必要なのか見えてくることでしょう。
  • ●自分たちが中心
    業者はあなたの好み、将来の希望など共通している持っているわけではありません。建築や設備のプロでも、自分達が伝える必要があります。いかに意識を共有できるかが、希望の家造りにかかっています。家造りは、一生の中でも高価な買い物。業者任せにはせず、自分達が中心の家造りにしましょう。
資金計画

先立つものがないと、できない家造り。長引く不況で厳しい状況ですが、様々な事態を想定して計画しましょう。

  • ●資金計画
    まず、これまで貯めてきた夫婦の資金、親、親戚からの援助などの合計額がいくらか書き出します。それを頭金として住宅ローンを利用します。
    住宅ローンには大きく分けて「公的融資」、銀行などに代表される「民間融資」があります。頭金とのバランスで考えて、どの程度ローンでまかなうのか考えてみましょう。返済を自分のライフプランで考え、要望に添った形で提案してくれる金融機関を見つけることができればBESTです。基本的には公的融資を利用しますが、最近は一般銀行の住宅建設(購入・リフォーム)資金融資でも、5年以内の固定なら公庫以上に安い金利の資金がたくさんあります。ローンの返済は月々25%以内が目安。ローンの返済をシミュレーションできるサイトもあるので、利用してみるのも良いでしょう。


    資 金
    貯金・貯蓄
    援助金(親族などからの)
    資産処分金(株や債権等)
    融資(借入限度額=夫婦の年収×3〜4倍
    その他
  • ●予算
    予算を考える場合は、家本体以外に様々な諸費用がかかってきます。諸費用も含めた総額は家本体の工事費の120%程度になります。
    目安としてよく使われる「坪単価」。これは業者により工事費の範囲が異なります。事前に確認すると良いでしょう。住宅工事の種類は主に次の3つにわけられます。


    本体工事費 土台や基礎、柱などの躯体から内外装まで家そのものの建築に必要な費用。
    普通は建物に付帯する水道・電気関係など、設備工事の一部も含まれる。
    別途工事費 水道管の引き込み工事、配水管工事やガス工事など。
    さらに門やカーポートといった外構工事や造園工事、古い家の解体費用も含む。
    他に、カーテンや照明器具、空調設備、電話、通信設備などの工事も入る。
    間接経費 建築費用などの直接経費の他、税金や各種手続きの間接経費も必要。
    設計・施工管理料、地鎮祭や上棟式、落成式の費用、水道、電話の加入金、保険料や税金、引っ越し費用など。

設計見積り

いよいよ契約へとつながる最終段階です。ここでは設計図の説明、見積書を見る際のポイントを紹介します。

  • ●設計図
    設計図には次の種類があります。

    配置図 建物が、敷地内のどの位置に建てられるかを示す図面。
    接する道路や敷地境界線との距離、各部屋の方位を確認しましょう。それ以外にも、眺望や隣家との位置関係、庭や駐車場・物置といった設置位置等も確かめましょう。
    平面図 間取りを示す図面で、縮尺100分の1と、50分の1の詳細な図面があります。
    方位や各部屋の配置、廊下や階段の位置・動線をチェックし、希望通りの間取りなっているかを確認しましょう。
    立面図 建物の外観を、東西南北の各方角から描いた図。
    主に家の高さや屋根、庇の位置、外観デザイン、開口部(窓や玄関)を確認。
    距系図 建物を、縦に切断した断面図。
    天井の高さや各階の空間、 断熱材の入る位置と厚さチェック。
    基礎伏図 基礎を上から見た図。
    基礎や束石の位置、アンカーボルトの入る位置や間隔、床下換気口の位置などもチェックしましょう。
    床伏図 各階の床組みを上から見た図。
    土台(火打ち土台)・大引・根太・柱・桁・梁などの位置や間隔を確認。
    小屋伏図 屋根が乗る小屋組みを上から見た図。
    屋根や庇、軒の長さをチェック。
    建具表 ドア、襖や障子、窓やテラス戸、収納などといった建具類の表。
    各寸法や機能、デザインなどをチェックしましょう。
    設備図 これは電気配線や水道、ガス、冷暖房などの配管・配線図。
    経路、機器やコンセントの取り付け位置などをチェック。
  • ●見積書
    業者を選ぶ大きな分かれ道となる見積書。
    これを見て契約先を決めるのですが、素人目には見積書のどこを重点的に見たら良いのか判断が難しいところです。
    見積書を見るに当たって一番分かりにくい部分は、見積書に含まれる工事内容の範囲が業者によって設けられているということです。本体の工事費の範囲はどこまでか、どこからが別途工事になるのか、設備機器や証明、 インテリアは含まれるのか……などで、見積り金額は大きく異なってきます。別途工事や追加工事は確認も必要です。


    チェックポイント
     見積りが極端に安かったり、契約を急がせるようなことはないか?
     見積書や図面などに不備はないか?
     諸経費も含まれているか